この記事は、Lancers(ランサーズ) Advent Calendar 2023 の8日目の記事です。
モチベーション
第二子出生にあたり2023-06-30から2023-10-01の約3ヶ月間育休を取りました。
少し時間が空きましたが、折角なのでそのことについて記事にしようと思います。
育休を取った背景
第二子の妊娠が発覚した時点で、まず第一に妻への負担をとにかく最小限にしたいということを考えていました。
加えて、下記の点によって育休に対するハードルをそれほど感じなかったことも大きいです。
- 産後パパ育休などの男性育休を後押しする社会実装が進んでいるご時世だった
- 同僚が育休を取った事例があった
- ちょうど同じくらいの時期に身近な友人が3人ほど長めの育休を取っていた
育休取るまでの流れ
過去のやりとりを確認したところ、1月末くらいに上長へ「7月あたりに育休を取りたいです。手続きお願いします。」というDMを送っていました1。
その後、5月の末ごろに労務の方から各種申請関係のオリエンがありました。そこで育児休業給付金や住民税まわりの詳しい説明を受けました。
育休中の生活について
育休中は掃除、洗濯、炊事、買い出し等、あらゆる家事を全て担当していました。めっちゃ大変だったこともあり、ぶっちゃけ細かいことは覚えていません。
ただ、出生後2週目がおそらく最も大変だったっぽい様子が当時の日記から確認できました。その頃、上の子の寝かしつけと下の子の寝かしつけを両立するのがとても難しかったことは何となく覚えています。日記には21:00寝かしつけ開始、03:00就寝と書いてありました。
実際に育休を取ってみた感想
結論、育休を取って良かったです。キャリアや金銭的な面を含めてデメリットは何もないと思っています。
新生児期の子供の変化はとても早いです。毎日少しづつ成長していく子供の姿を余すことなく味わえるのは人生においてかけがえのない時間だったと思います。
期間についてですが、もし可能なら育休は最低でも3ヶ月取るのが理想だなと思いました。 2ヶ月いっぱいまでは、授乳、昼寝、夜泣き等の習慣に激しいムラがあり、家事育児の負担がかなり大きいからです。
3ヶ月目に入ると、大体朝は何時に起きて、昼寝は何時から何時までするのか、等の生活リズムが整ってくるので復職後の生活イメージが持てるようになりました。
育休中にリスキリングするのはとても大変
育休入ってすぐは本読むだけでもかなり厳しい感じでしたが、7月末くらいから隙間時間を使って勉強をしていました2。
内容としてはTerraformを使ってEKSをキャッチアップしました。
しかし、これについては題材選びに失敗したなーと感じています。
理由は下記の2点です。
- リソースの作成や破棄に10~15分かかるため「今がチャンス」というタイミングですぐやりたいことに取り掛かれないのがストレスだった
- 急に娘が起きてしまい、リソースの破棄ができないことがあるとAWSの請求が気になってしまい心ここにあらずな瞬間があった
育休中に何かはじめる場合は、あまり気負いすぎず、「余裕があったらやろう~」くらいの気持ちでいるのが良いと思います。
また、何をやるかの題材選びは慎重にした方がよいです。特に、再開と中断がスムーズに行えるような題材を選ぶのがコツだと思います。
最後に
様々なことに恵まれて、育休を3ヶ月も取得することができ、大変感謝しています。
今後、男性の育休取得がますます増えていって欲しいなと思います。
一方で、今は多様性の時代です。男性も絶対育休取りましょう!というつもりは無くて、各個人が自分、ひいては家族の幸せのために自由に生き方、働き方を選択できる社会に近づいていって欲しいと願っています。